友達だから、愚痴を聞いてあげなくちゃ！と思っていませんか？
私は思っていました。
嫌なことがあると、聞いて欲しいと電話があって、２時間から３時間、相手の愚痴を真剣に聞いていました。
それで、気持ちが晴れてくれたらいいと思っていたからです。
友達としての私を必要としてくれることに、役に立てることが嬉しかったのです。
相手は、「話して楽になった。」「聞いてもらって、心が軽くなった。」と言われますが、
聞いたこちらは、ぐったりと疲れてしまうのです。
というのも、解決策のない話だったから。
解決できる提案も、ことごとく否定されて、なんのために私に話しているんだろうと思うようになったのです。
そんなことが何年も続いたある日、私は、爆発してしまいました！
もう、聞きたくない！
身体は悲鳴をあげてたのでしょう。
黙って、聞いていられなくなったのです。
どう思っているかを伝えてしまいました。
それ以降、電話はかかってきません。
結局、私は自分の本当の思いを殺して、相手に合わせていたのです。
ネガテイブな愚痴やマイナスな感情を受け止めたくなかったのです。
仕事なら割り切れますが、友人であることを利用されている感じがしたのです。
友達という名の下に、相手のネガティブな感情のゴミ捨て場になっている感じがして、嫌だったのです。
それを伝えることは、友達としてどうなのかと悩んでいました。
友達だからといって、なんでも許されるわけではないのです。
友達なら、それを聞く相手の気持ちにも気づいてあげる思いやりも必要なのです。
一方的に利用されている感じがするということは、きっと相手も、気づかなくても利用しているのです。
その時は、自分の感情を大切にすべきだったのです。
私は、ネガティブな話を聞きたくないということを自分の感情を爆発させる前に、伝えるべきだったのです。
それが、自分を大切にすること！
我慢をすることは、自分を粗末に扱うことです。
自分の時間は生きている時間で、人生そのものです。
嫌なことに費やしてはもったいないです。
目次
友達は大切ですが、それ以上に大切なのは、自分です。
自分を犠牲にしてまで、我慢することかどうかをよく考えなくてはいけません。
それを学ぶ出来事でした。
友達なら、お互いに尊重しあっていくべきです。
そう思うことができました。
自分の本当の思いを自分で理解することです。
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