依存から自立へ

2日前に、恐れや不安があふれる時に、

共依存の関係になりやすいとお伝えしました。

 

先日、女優の三田佳子さんの次男さんが、覚せい剤所持で

4回目の逮捕されたというニュースをみて、

その関係もそうなのかなと思いました。

 

聞いたところによると、初めての逮捕後にも月70万円の

お小遣いをあげていたということを知り、びっくりしました。

 

親は、自分が手をかけられなかった償いに子供の要求に応え、

子供は目先の快楽を追うためのお金を親から手に入れる。
これこそが、共依存

 

 

おそらく、頼りかたがわからなかったり、

愛情の示しかたがわからないのだと思うのです。
お互いに悲しい結果になりますね。

人間には寿命があるので、いつまでも親を頼りにできません。
もしかすると、頼る人がいなくなった時にこそ、

本当の意味で自立ができるのかもしれないです。

 

きっと、プロのカウンセラーにも相談されていると思うのですが、
甘えかた、甘えさせかたがわからないのでしょうね。

 

そして、病んだ依存の回復途上に、

再依存の引き金になる状況が4つあるのだそうです。
これは、アルコール依存症の治療の際に言われることですが、

依存については、共通です。

 

Hungry (空腹)である時。
Angry (怒り)に囚われている時。
Lonely (孤独)に苛まれている時。
Tired(疲労)が溜まっている時。

 

このHALTの組み合わさった状況が注意が必要なんだそうです。

 

HALTがきっかけで、よろしくない依存に陥りそうになったりする可能性もあるので、
意識してみてください。

 

お腹が空いたら、きちんと規則正しい時に食事をする。
怒りに囚われている時は、自分を客観化して、ふかんして上から今の状況をみるようにする。
孤独に苛まれている時、安心して話を聞いてもらえる場所に行ってみる。
疲労が溜まっている時は、早めに寝る。

 

自立をするために、誰かに相談したり、頼ったりして欲しいのです。
弱さを隠さないことも、自立の一歩。

 

 

自立とは、前に書きましたが、「自分のことや自分のものを大切にする」意識です。

自分のために、誰かに頼る。相談する。自分の本音を正直に伝える。

あるがままの自分を認めることが、弱さもさらけ出すこと。

依存症は、病気なので、一人では対処できません。

隠すのではなく、相談して、今ある状況を超えるよう、手伝いを求めてください。

何かに依存気味だなと思ったら、HALTに気をつけてくださいね。

私は、甘いものに依存気味です。

 

お腹が空いたり、怒った時、寂しくなった時、疲れた時、

甘いものがとても欲しくなります。
意識すると、控えるはずだから。

 

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自分で自分を元気にすることも、自分を大切にすることです。

まずは、行動する勇気を!

 

 

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