私たちは、自分の中で、独り言を言っています。
声に出さないけれど、その時々に思っていることの考えがいろいろ頭の中で渦巻いています。
例えば、外を見たとき、「雨だなぁ。今日洗濯どうしようかな」とか、思考が会話になっていることが多いです。
これが、自分の中の独り言。
自分の中の独り言をちょっと調べてみてください。
自分に向けての言葉は、どんな言葉でしょうか？
私の場合、以前、お湯を沸かすのにやかんを火にかけて、すっかり忘れてしまったことがありました。
火は、自動で消えるので、問題はなかったのですが、
激しい自己嫌悪になり、「ばか！ばか！ 火事になるところだったじゃない！ 本当にすぐ忘れて、ボケたんじゃないの！」
なんて、自分を信じられないとひどく自分を罵倒していました。
そうすると、ますます炊事をすることが億劫になるのです。
キッチンに行くたび、情けなくなり、また自分にダメ出しをすることを繰り返しました。
そうすると、どんどん落ち込んで、一気に元気をなくしました。
やる気もなくなっていったように思います。
それは、失敗で元気をなくしたり、やる気を失ったったのではなく、自分にダメ出しをした言葉によって、元気をなくしたのだとある時気がついたのです。
自分に対する言葉に気をつけることの大切さを再認識したのです。
「小さな子供に話すよりも、自分に厳しい言葉をかけない！」
自分の自尊心を守るためにも！
自分との会話の中でも特に重要なものがあるのです。
今日自分の内なる対話である独り言に注意を払って見てください。
自分自身に言い聞かせていることが、自分の自己信頼と自己価値の感覚を高めるものだと理解して欲しいのです。
私も、やかんの空焚き事件の時は、自分を否定するのではなく、「火事にならなくてよかった！ 次からこんなことを防ぐためにできることを教えてくれてありがとう」というように自分に対して話しかけるべきだったのです。
自分を否定するのではなく、自分の意識を高めるように！
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